急に暑くなりましたね。今日も、みんなが学校に来るときを楽しみに、先生たちみんなで草刈りをしました。
先日、インターネットの記事の中で、「心に引っかかる話」を見付けました。作者は、エッセイスト・小説家の山崎ナオコーラさんです。
話の中身は、おおよそ以下の通りです。
小学校4年生のときのこと。おとなしく、人見知りでほとんどしゃべらなかったナオ コーラさんは、クラスで軽いいじめにあっていた。ある日、掃除の時間にビーカーを割ってしまった彼女に、周りは意地悪を言ったり、ながめたりしていた。彼女はどうしていいかわからずぼうぜんとしていた。そんな中、K君が「大丈夫?」と言って声をかけてくれ、ガラスの破片をていねいに拾って片付けてくれた。彼はとてもやさしい性格で、ほかの子にもいろいろ親切にしていたし、その後も彼女に話しかけてくれた。クラスの女の子となじめずにいた彼女と一緒に女の子の輪に入り、遊んでいたこともあった。とにかく人にやさしくしたい、そういう人だったのだと、今になって思う。
きっとK君は、大人になった今でも、どこかでだれかに小さな助け舟をだしているんじゃないかな、そんな気がする。コロナの暗い話題が多い中、K君のようにほんのちょっとの助けをだれかにあたえていることもあると思う。
上手にまとめられませんでしたが、みんなもきっとだれかのヒーローなんです。だからこそ、自分を、まわりの人を大切にしてほしいなあと思います。まだまだ油断せず、コロナに負けないように過ごしましょう。