夏休みが始まって1週間がたった7月28日(金)。
第2回事前学習会と説明会が午後7時より美浜町保健センター開催されました。
今回は、児童生徒は事前学習会に、保護者は説明会へと別れての参加となりました。
保護者向けの説明会では、旅行を担当する旅行会社より行程内容、
旅行全般についての説明が行われました。
また、事務局より派遣に際しての連絡事項等の説明を行いました。
その後、質疑応答時間が設けられ、最後に今後の予定の説明を行い説明会は終了となりま
した。
一方、子供たちの学習会では、最初に野間中学校の井上先生よりシンガポールの歴史等に
ついての講義が行われました。
シンガポールの歴史では、シンガポールの名前の由来や独立までの経緯、
シンガポールの父と呼ばれたイギリスのトーマス・ラッフルズさんについて学びました。
そして、日本人ではじめてイギリスに住んだ『音吉』についても学びました。
この音吉という青年は、なんと美浜町小野浦出身者でした。
通訳などとして活躍した音吉は、シンガポールで生涯を閉じました。
そんな音吉が結んだ縁がきっかけで1994年より
美浜町とシンガポールの『草の根国際交流』がスタートしました。
その後、2005年の愛知万博(愛・地球博)においてもシンガポールとフレンドシップ交
流を行い、2017年現在においてもその交流が続いています。
音吉を通じて、シンガポールという国を身近に感じられる講義となりました。
シンガポールについての講義のあとは、外国語指導員の斎藤先生を始め、日本福祉大学の先生方、そして学生さんたちのサポートによる英会話レッスンの時間となりました。
前回から引き続きの英会話レッスンをグループごとに行い、
コミュニケーションの上で役立つリアクションなども習いました。
英会話レッスンも2回目となり、前回より緊張感なく、積極的に英会話レッス
ンに励みました。
英会話レッスンの後は、パフォーマンスの練習です。
素晴らしいパフォーマンスになるようどの子も真剣に取り組んでおりました。
パフォーマンス練習終了後は、保護者の方も交えて、イーミン小学校からのビデオレター
を鑑賞しました。
初めて見る海外の学校生活に目を輝かせ、シンガポールへの旅がますます楽しみになった
ようですね。
今回の学習会についての感想は、このビデオレターのことについて述べている子が多くみ
られました。
i padを使って行われる授業や、給食が日本と違うスタイルなどたくさんの発見があっ
たようです。
現地へ行った際も自分たちの学校との違いをさらに発見できると良いですね。
次回は、8月3日(木)午後7時から最後の学習会です。