脳科学と学習

朝会での木村教頭先生の講話を紹介します。

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今日は、脳科学と学習について、要点をしぼってお話しします。紹介する方法は、誰でも出来る簡単なものですので、実践してみると面白いかなと思います。

一つ目は、「隙間の時間を使う」ということです。今の野間中学校ですごいなあと思うことは、授業の前の2分前着席がしっかりできていることです。自宅でも、ちょっとした隙間の時間があると思います。こうした時間にテキストを読むと、記憶が新しいものに変わっていく。そしてまた、自分の考えていることがその後も保持されていく。この方法は、非常に有効だと聞いています。

二つ目は、「耳学」というものです。何かと言うと、耳から入ってきたものを記憶して話すということで、記憶が定着していくということです。簡単に言うと、皆さん、歌の歌詞を覚えるときは、音楽を何度も聞きますよね。そして、歌ったりしますよね。歌詞は、すぐに覚えられます。それを勉強に変えたらどうか。この中の生徒の皆さんで、コンピュータを使って学習する人がいると聞いたことがあります。コンピュータで入力したものを音声再生機能で音に変え、音で自分の頭の中へ入れていく。とても面白い学習法だと思います。この「耳学」というのは、自分の学んだことを友達と語り合いながら、また、お家の人に説明することでも、また新たな発見が出てくるかなとも思います。

紹介しました方法、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。

皆さんの10代の脳というのは、思考が止まらないし、可能性に満ちています。ぜひ、さらなる高みを目指してがんばってください。

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表彰(2月15日)

○ 「Top of the Dance」Under15 Team 優勝