朝会での出口先生の講話を紹介します。
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以前、この野間中学校の周りで行われていたトライアスロンの大会に参加していたことがあります。疲れて走っていると、地元の人たちがすごくあたたかい歓声を送ってくれました。
「ああ、いい地域だなあ、こんなところに来られたらいいなあ」と思っていたら、本当に野間中学校へ赴任することができました。
この大会はなくなってしまいましたが、その時、運営に携わってくださった方が、もし皆さんの身近にみえたら、ぜひ感謝を伝えてください。
さて、トライアスロンには、スイムとバイクとランがあります。泳いで、こいで、走る…。
よく「大変なことをやっているねえ」と言われます。何が大変かというと、一番大変なのは、練習です。スイム、バイク、ランの3つに、普段の仕事を含めると4つのタスクをこなさなくてはなりません。4つというのは、結構大変です。
こうしたマルチタスクをこなすには、タイムマネジメント(時間の管理)、それから、セルフコントロール(自己管理)、こうした能力が必要になってきます。
中学生の皆さんは、教科の学習だけで9教科あります。部活もあります。考えただけで10個のタスクがあることになります。これは大変なことです。
タイムマネジメント(時間の管理)とセルフコントロール(自己管理)、この2つを大切にして、皆さんもがんばってください。