「予祝」

朝会での三山先生の講話を紹介します。

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何の写真か分かりますか?そう、お花見です。お花見は、何のためにするのか、知っている人はいますか?

諸説ありますが、お花見には、秋の豊作を願ってという目的があったそうです。

秋に収穫ができなかったら、食べるものがなくなってしまう。一冬越えられないかもしれない。だから、何が何でも豊作の秋を迎えたい。豊かな収穫を得るためにはいろいろなことをしなくてはなりません。草取り、水やり…、大変なことも、みんなで協力して、心を一つにして頑張っていこう。お花見は、そうした決意の場でした。

「予祝」という言葉があります。うれしいことを事前に予定して、あらかじめ前祝いすることです。日本人は、秋の豊作を願い、お花見を予祝として行っていました。みんなで頑張って幸せになったぞという姿をイメージして、春にお花見をしていたのです。

1・2年生のみなさん。部活動で、自分たちが優勝するイメージはつかめていますか?仲間と感動を分かち合っている、表彰していただいているところまで細かくイメージできますか?

3年生のみなさん。志望校に合格し、そこで学んでいるイメージはつかめていますか?

まずは、イメージをつかむことが大切です。それができなければ、自分がどこへ向かっているのか分からなくなってしまいます。

学習のこと、受験のこと、部活動のこと…、合格通知を手にした瞬間、優勝を決めた瞬間をしっかりイメージしましょう。そして、ここにいる全員が、自分のゴールを自分でつかんでください。そこへ行き着くまで、しっかりがんばってください。応援しています。

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表彰(1月25日)
○ 杉本美術館 小中学生絵画コンテスト 入選
○ 給食委員会 第2回ナフキンチェックキャンペーン 優秀学級

写真は、昨年4月に撮影した野間中学校の桜です。