令和２年度の着任式・新任式・始業式が行われました。

式に臨む生徒の姿からは、新年度への期待・意気込みが伝わってきました。

新しい出会いを大切に、さらに充実した中学校生活にしてください。

明日からは臨時休校となりますが、一日も早く、新型コロナウイルスの感染拡大が収まり、学校が再開することを願ってやみません。

４／７（火）午後から新２，３年生の始業式を行いました。ここで、着任式・新任式も兼ねて行いました。校長先生から野間中の生徒に向けて次のお話がありました。

「愛・夢・輝く野間中学校」をスローガンに次の４つを考え、行動してほしい。

１　夢の実現に向かって努力する姿は輝いている。努力を大切にする人であってほしい。

２　未来をたくましく切り拓く人になるために、磨く、鍛えることは大切である。しっかりとした土台作りのために文武両道を目指す。

３　尊敬される先輩になろう。

伝統とは、先輩から後輩へ引き継いでいくものである。新入生のよき手本として生活してほしい。そして、「真のかっこよさ」を追求してほしい。真のかっこよさとは、かっこつけるのではなく、後ろ姿や行動から醸しだされるものである。ぜひ、自分で考え、追求してほしい。

４　休校中には、家庭の時間を止めず、少しずつ頑張ってほしい。失われた時間は戻ってこない。当たり前の日常に感謝することができれば、これから大きなものが得られると思います。

野間中の「誇り」をみんなの言動で、私に教えてほしい。

５８名の新入生の皆さん　入学おめでとう。

新たなスタートに、あふれんばかりの希望と少しの不安を抱き、今日を迎えたことと思います。

希望は、本気の継続により、目標ができ、具現化します。不安は、仲間が、先輩が、先生が、時が、取り除いてくれます。

充実した中学校生活を送るため「文武両道」を合い言葉に、学習と部活動の両立を目標に掲げます。そのためには、時間を大切にし、、やる気て取り組むことが求められます。

学習を通して、じっくり考え、粘り強く取り組むことができるようになります。

部活動では、技を磨き、心と体を鍛え、自信を付けることができます。

また、行事では、仲間の良さに気付き、自分の役割を自覚し、協力することの素晴らしさを実感できます。

努力することの大切さを知り、信頼に満ちあふれた人間関係のもと、三年間で大きく成長していくことを期待します。

令和２年度、全校生徒２０５名、教職員２５名、８学級でのスタートとなります。「一人一人を大切にした教育活動」、「本来の役割を確実に果たす強い学校」を心がけていきます。

本日野間中学校入学式を挙行できることを嬉しく思う反面、３月２日からの突然の休校により、学校での大切な時間が止まってしまいました。また、昨日、明日８日から１９日までの休校が決定されました。学校再開に向け水を指されたようで残念ですが、感染症への不安が軽減されるまで、もう少しの我慢を要します。安全確保を最優先し、少しずつ教育活動を計画していく予定です。ご理解とご協力をお願いします。

最後になりましたが、保護者の皆さん、お子様のご入学、おめでとうございます。中学校の三年間は、自分を見つめ、磨き、たくましく未来を切り拓く、土台づくりをする、大切なときです。

様々な場面で、生徒の心に火を灯(とも)し、やる気を引き出せるよう支援していきます。子ども達が、真剣に取組み、輝いている姿を家庭と学校で共有していきたいと考えております。

「一人一人が輝いている」、そんな学校を目指していきます。

「愛に包まれ、夢を抱き、輝け、野間中学校」、エールを送り、式辞といたします。

令和２年４月７日

美浜町立野間中学校長　　鳥居和己