ブラボー・大阪フィル!

秋晴れの午後、角田鋼亮さん指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団の約70名の団員の皆さんによる文化庁主催の「文化芸術による子供の育成事業-巡回公演-」という特別な演奏会を聴くことができました。せっかくの機会ですので、保護者の皆さん等にも参加していただきました。はじめに校長先生から「生の音楽の素晴らしさ」について話がありました。指揮の角田さんの進行で、まず「ウイリアム・テル」序曲でオーケストラサウンドに浸りました。
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楽器紹介では、よく知っている歌の演奏もあり、体でリズムを取ったり一緒にくちずさんだりする児童もいました。弦楽合奏「ホルベルク組曲」前奏曲のつややかな演奏、ビゼー「アルルの女」ファランドールの表情豊かな演奏の後には、児童代表による「指揮者体験」「打楽器奏者体験」でした。緊張のあまり変わる指揮のテンポにもピタッと合わせるオーケストラの皆さんの演奏や代表児童を含めた合奏に会場もほほえみが広がりました。

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後半は、日本人作曲家の大栗裕さんの「大阪俗謡による幻想曲」。太鼓や鉦の祭り囃子が入る曲に太鼓を練習している高学年児童は、一緒に太鼓をたたきたくなったことでしょう。そして、隠れたプログラム「奥田小学校校歌」です。ピアノ伴奏とは全く違うオーケストラの響きで歌うという、ぜいたくな体験をすることができました。

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プログラムの最後は、チャイコフスキー「交響曲第4番」第4楽章です。迫力のある演奏に大きな拍手がわきました。お礼の言葉を児童会長より伝え、全員でお礼を言うと、アンコールとして、シュトラウス「トリッチ・トラッチ・ポルカ」の楽しい演奏があり、手拍子を合わせることができました。素晴らしい演奏を聴かせていただいた大阪フィルの皆さん、こうした機会を与えていただき、ご支援をいただいた文化庁・愛知県教育委員会・美浜町教育委員会の皆さん、本当にありがとうございました!

 

 

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